色落ち!色移り!落ちない汚れ!自宅で出来るプロ技洗濯方法!
生活の裏技や雑学が好きなmonchiです♪最近ではTVでも生活で役に立つ暮らしの知恵を題材にした番組が多いです。
その中でも直ぐに取り入れられて困った時に役に立つのが「お洗濯での裏技」です。クリーニングに出せば済む話なのですが、お金もかかりますし出来れば自宅でどうにかしたいと誰もが思います。
お昼の番組「ヒルナンデス」でも洗濯王子なんて特集があった程に情報が溢れる今は、自宅で出来るプロ技も沢山あります。
今までクリーニングに出さなければ落ちなかった汚れもしっかりと落とせるかもしれません。そんなプロ技で解決するお洗濯の裏技を忘れないようにまとめて記事にしました。
絶対!とは言い切れませんが、クリーニングに出す前に少しの手間をかけて試してみるのもありだと思います。
【目次】
- ✍落ちないシミ!血液を落とすクリーニングのプロのウラ技!
- ✍乾燥機の乾燥する時間を短くするクリーニングのプロのウラ技!
- ✍縮んでしまったセーターを元の大きさに戻すクリーニングのプロのウラ技!
- ✍デニムの色落ち・色移りを防ぐクリーニングのプロ技!
✍落ちないシミ!血液を落とすクリーニングのプロのウラ技!
お子さんが居る家庭では転んだ擦り傷で洋服に血液がついてしまって時間が経って落ちない汚れになってしまったりしていませんか?
大人になってからも、知らない間に手を切っていて洋服に血がついてしまった!なんて事もよくあります。特に多いのは紙で手を切っていたりすると「大したことがない傷だから」と傷テープも貼らずに過ごしていて、血が出た指先で洋服に触れてしまい、知らぬ間に血を付けて洋服を汚してしまうなんて事も少なくはありません。
そんな血液の汚れはなかなか落ちません。しばらく浸けてから洗っても、手洗いをしても、染み抜きを塗り込んでから洗っても、時間が経つと特に簡単には落ちてくれません。クリーニングに出す所か「もう諦めよ」となります。
そんな血液汚れの落とし方をクリーニング店のお洗濯のプロの方が自宅で出来る簡単プロ技として紹介していました!
● コンタクトの洗浄液でプロ技!
血液で汚れて時間が経ってしまい、シミになってしまった部分にコンタクト洗浄液を染み込ませます。
染み込ませたら一時間程そのまま置いて、普通にいつも通り洗濯機でお洗濯するだけで血液のシミが簡単に落とせます。
血液汚れが落ちにくい原因は血液の中に含まれるタンパク質です。怪我をしてしまった時にカサブタとなり血液が固まる様に、洋服に血液がついてしまった時も同様に固まってしまい取れにくくなってしまいます。
コンタクトの洗浄液にはコンタクトに付着した汚れを落とす為にタンパク質分解酵素が含まれています。この成分が「落ちない血液汚れ」となってしまう原因のタンパク質を分解して血液汚れを落ちやすくします。
コンタクト洗浄液が自宅にない場合は、同じ様にタンパク質を分解する成分が含まれている食べ物の「生姜の絞り汁」で代用出来ます。
お洗濯の手順はコンタクトの洗浄液と同じ手順です。これで完璧に落ちる!という訳ではないのかもしれませんが、一度試してみる価値はあるかと思います。
✍乾燥機の乾燥する時間を短くするクリーニングのプロのウラ技!
乾燥機に入れて10分20分で乾いたらこんなに嬉しい事はないのにやっぱり何時間とかかってしまう乾燥時間。今回のプロの技も残念ながら「10分20分で乾く!」なんて夢の様なプロの技ではありません。
しかし、いつもより30分程だけ早く乾くプロの技なんです。それだけ早く乾くだけでも少しの節電にもなりますし主婦にとっては嬉しいものだと思います!
● 乾いたバスタオルを使ったプロ技!
乾燥時間短縮のプロ技はとても簡単です。「乾いたバスタオルを一緒に入れて乾燥機スタート」たったこれだけで、実験結果では30分も早く乾燥が終わっていました。
寒くなり洗濯物が乾きにくい季節や梅雨の時期など、少しでも急ぎで乾かしたい時には役に立つ自宅で簡単に出来るクリーニングのプロの技だと思います。
✍縮んでしまったセーターを元の大きさに戻すクリーニングのプロのウラ技!
ニットのお洗濯で乾いた後に「セーターが小さくなっちゃった!」という経験はありませんか?洗濯機で手洗いモードにしても、更に丁寧にちゃんと手洗いをしても!何故か起こりやすい「縮んでしまう」というお洗濯での失敗は誰もが経験をした事があると思います。
この失敗をなかった事の様に出来たら嬉しいですよね?縮んでしまったニットを元の大きさに戻す夢の様なお洗濯のプロの技があります!
● コンディショナーを使ったプロ技!
縮んでしまったセーターをぬるま湯に入れて全体が濡れる程にしっかりと手で抑えます。次にその中にコンディショナーを3プッシュ位入れます。
ニットによく馴染ませる様な感じで一箇所ずつほぐしていき、全体に浸透させます。その様に全体をほぐせたら軽く手でねじらない様に掴む感じて水気を絞ります。
次に型くずれをしないように形を整えて、置いて乾かします(平干し)場所がなければタオルを敷いた上に平干しをして室内乾燥でも大丈夫です。
これだけで縮んでしまったセーターが元の大きさに戻ります!
何故元の大きさに戻るのでしょうか?それは、ニットが縮むという現象は繊維が絡まり合って起こっているからなんです。
髪の毛も絡まり合ったりするその分だけ縮まり短くなった様に感じませんか?絡まり合いパーマの様な状態からストレートパーマを当てるとクシ通りもよくなり髪の毛がスーっと長くなった様に感じます。
ニットが縮むという現象は同じ様な現象です。繊維が絡まり縮こまっている状態をコンディショナーでほぐす事で絡まりが解消されます。そして縮こまっていた繊維が真っ直ぐ伸びる事で縮んでいたニットが元の大きさに戻ります。
「縮んでしまった」と諦めていたニットも復活するかもしれない一度は試してみる価値のあるプロの技ですね。
✍デニムの色落ち・色移りを防ぐクリーニングのプロ技!
お気に入りのデニムを洗濯して「色が落ちちゃった…」「白いTシャツに色が移ってる!」なんて残念な結果になってしまった事はありませんか?
どの家庭にもある2つの調味料で、とても簡単に色落ちを劇的に防ぐ事が出来ます。
● デニムの色落ちを防ぐプロ技!
デニムが浸かる程に水をはります。そこに大さじ一杯の塩とお酢を入れて手で押し洗いする様に馴染ませます。
そのまま30分から1時間程浸けておいて、いつも通りにお洗濯をするだけです。実験では浸けておいたデニムと何もせずにそのままのデニムを50回洗って実験をしていました。
全く色落ちしないとい訳ではないですが違いは明らかに違いました!また、効果はずっと続く訳ではないので同じ手順を何度か洗う度に行った方が良いそうです。
何故この2つの調味料に浸けておくだけで色落ちが防げるのでしょうか?デニムは油分が多い染料のインディゴで染められています。
洗濯用洗剤の多くはアルカリ性で作られています。アルカリ性は皮脂汚れ(油分)を落としやすくする成分の為、インディゴで染められたデニムは色落ちをしてしまいます。
そこで、酸性のお酢を入れる事でアルカリ性は中和され染料が落ちにくくなります。更に塩に含まれる塩化ナトリウムは繊維と染料の結び付きを強めてしっかりと定着させる効果があります。
この2つの効果で色落ちが劇的に防げるので、色移りも起こりにくくなります。科学の力を利用したまさにその道のクリーニングのプロ技ですね!
乾かないお洗濯を乾燥機で更に早く乾かす為のプロの技も、もうダメだと諦めていた汚れ、縮み、色移りも、こういった自宅で出来るクリーニングのプロの技を使うだけで解決するかもしれません。
何かあった時に使えるプロの技のウラ技として覚えておきたいですね!
【洗濯の関連記事】